Debian 活用









ネットワークの設定



Debian GNU/Linux でのイーサネットカードの IP アドレスやルーティングの設定ファイルが存在しなければ手作業で作る必要があります。しかしこれは /usr/doc/sysvinit/examples/network というサンプルファイルがありますのでこれを /etc/init.d/ 以下にコピーし、自身の環境に応じて修正を加えれば OK です。


--------/etc/init.d/network のサンプル例---------

case "`uname -r`" in
2.0.*) ADDROUTE="yes" ;;
*) ADDROUTE="" ;;
esac

# Configure the loopback device.
ifconfig lo 127.0.0.1
[ "$ADDROUTE" ] && route add -net 127.0.0.0 dev lo

# Configure the ethernet device or start SLIP/PPP below.
IPADDR="192.168.1.1" # Your IP address.
NETMASK="255.255.255.0" # Your netmask.
NETWORK="192.168.1.0" # Your network address.
BROADCAST="192.168.1.255" # Your broadcast address (blank if none).
GATEWAY="" # Your gateway address.

ifconfig eth0 ${IPADDR} netmask ${NETMASK} broadcast ${BROADCAST}
[ "$ADDROUTE" ] && route add -net ${NETWORK}
[ "$GATEWAY" ] && route add default gw ${GATEWAY}

---------------------------------------------


また、インターフェイスの設定を /etc/network/interfaces に書いておく必要があります。もしも無ければサンプルが /usr/share/doc/netbase/exsamples にありますのでコピーすればいいでしょう。で、このファイルのコメントに書かれているとおり loopback の設定を書いておかないとエラーの原因になります。あとは /etc/hosts, /etc/resolv.conf などを適切に設定すればいいでしょう。





LANG の設定



Gnome のメインメニューが日本語表示されないなどの場合には LANG の設定を確認する必要があります。

$ echo $LANG

としてみて、

C

と表示されたら日本語での表示はされません。 LANG=C の設定になってるからです。 LANG を ja_JP.ujis に変更したいならば /etc/environment に書いてやればいいだけです。これで gdm から起動している場合は日本語環境に変わります。 wdm から起動している場合はうまくいかないかもしれませんので$HOME/.xsession に以下のように書きます。

------------------------------------
export LANG=ja_JP.ujis
export LANGUAGE=ja
exec gnome-session
------------------------------------





alien を使う


Redhat の RPM パッケージを Debian のシステムにインストールするためのツールが alien です。使い方は簡単で、例えば hogehoge-1.1.2-2.i386.rpm という RPM パッケージをインストールするには以下のように実行します。


# alien -i hogehoge-1.1.2-2.i386.rpm

すると以下のようにまず、deb パッケージに変換し、インストールしてくれます。

-- Examining hogehoge-1.1.2-2.i386.rpm
-- Unpacking hogehoge-1.1.2-2.i386.rpm
195172 blocks
----
-- Automatic package debianization
-- Building the package hogehoge_1.1.2-2_i386.deb
dh_testdir
# Nothing to do.
dh_testdir
dh_testroot
dh_clean -k
dh_installdirs
cp -a `ls |grep -v debian` debian/tmp
dh_installdocs
dh_installexamples
dh_installmenu
dh_installcron
dh_installchangelogs
dh_compress
dh_suidregister
dh_installdeb
dh_shlibdeps
dh_gencontrol
dpkg-gencontrol: warning: unknown substitution variable ${shlibs:Depends}
dh_makeshlibs
dh_md5sums
dh_builddeb
dpkg-deb: building package `hogehoge_1.1.2-2' in `../hogehoge_1.1.2-2_i386.deb'.
-- Installing generated deb package
Selecting previously deselected package hogehoge.
(Reading database ... 50714 files and directories currently installed.)
Unpacking hogehoge_1.1.2-2 (from hogehoge_1.1.2-2_i386.deb) ...
Setting up hogehoge (1.1.2-2) ...
-- Successfully finished


このように簡単にインストールできます。設定ファイルの場所が違うなど問題点があってもエラーメッセージが出ますので状況に応じて修正することでインストールします。





分割したパーテーションへのインストール



Debian のインストーラでは、 Linux パーテーションの初期化の場面で、あるパーテーションを選択すると"/ に設定しますか?"という旨の質問が出て "Yes" を選択すると次に進んでしまい、他のパーテーションを "/usr" などに割り当てたくても出来ません。このような場合には、次に進んだ段階でもう一度、 Linux パーテーションの初期化の場面に戻り /usr に割り当てたいパーテーションを選択します。すると "/usr", "/home", "/var" などの選択肢が表示されますので、この場合は "/usr" を選択すればいいわけです。 "/home" や "/var" などについても同様にすればいいだけです。





Debian で ATOK X for Linux



Debian GNU/Linux(potato) で ATOK X for Linux を動かすには多少、複雑な作業が必要になります。今回は、以下の手順でインストールと設定を行いました。

ATOK X for Linux には RPM パッケージと tgz しかないので tgz でインストールするのですが単にインストールしただけではディレクトリやファイル構成などの違いもあり、起動できません。ですが嬉しいことにこれら Debian 用の環境設定をしてくれるパッケージが debian.or.jp の ftp サイトに用意されていますのでこれをまず頂いてきます。置いてある場所は woody-jp の方です。

まず以下のファイルを CD-ROM から /tmp にコピーします。

# cp /cdrom/iiimf.tgz /tmp
# cp /cdrom/atokx-1.0-1.i386.tgz /tmp

もしもこれらのファイルが読取り専用になっていたら以下のように実行可能にします。

# chmod 755 /tmp/iiimf.tgz /tmp/atokx-1.0-1.i386.tgz


次に woody-jp から頂いてきた atokx_1.0-1.deb をインストールします。

# dpkg -i atokx_1.0-1.deb

これですべてインストールされます。


空ファイルを作ります。

# touch /etc/rc.d/init.d/functions
# touch /var/lock/subsys/atokx

インストールされた起動スクリプトを移動します。


「Gnome コントロ−ルセンター」の「スタートアップ」に以下のコマンドを追加します。

/usr/lib/im/locale/ja/atokserver/atokx_client &

これで以下のように ATOK X が使えるようになります。

ATOKX





日本語 Netscape 4.75 のインストール (on potato)



potato に収録されている Netscape Communicator 4.72 と 4.73 は日本語化されていません(日本語表示はできますがメニューや入力が日本語に対応していません)。しかし woody の non-free に用意されている以下のパッケージ群をインストールすることにより日本語化された Netscape 4.75 が使えます。

communicator-base-475_4.75-2.deb
communicator-nethelp-475_4.75-2.deb
communicator-smotif-475_4.75-2.deb
communicator-spellchk-475_4.75-2.deb
navigator-smotif-475_4.75-2.deb
netscape-base-475_4.75-2.deb
netscape-base-4_4.75-2.deb
netscape-ja-resource-475_4.75-2.deb
netscape-java-475_4.75-2.deb
netscape-smotif-475_4.75-2.deb
libstdc++2.9-glibc2.1_2.91.66-4.deb

これらすべてが必要なわけではありません。 Navigator だけで良い場合は Communicator を Navigator と差替えます。 netscape-base-4_4.75-2.deb は必須です。また日本語メニューのためには netscape-ja-resource-475_4.75-2.deb が必須です。 libstdc++2.9-glibc2.1_2.91.66-4.deb は potato にあります。これらを apt-get しましょう。そうすれば日本語でのメニューや、日本語での掲示板への書き込みも出来るようになります。

インストールが完了したら以下のように起動します。

$ communicator-smotif-475 &

尚、 root では起動できませんので一般ユーザーで起動しましょう。




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