Last modified: Mar 6th, 2000
この文書では, "Windows と Linux を共存させている PC" から, 何らかの方法で無理矢理 Linux パーテーションを削除してしまったために,
MBR(マスターブートレコード)にインストールされていた Linux のブートローダ(LILO など) だけが残ってしまった場合の対処方法についてご説明します.
MBR(マスターブートレコード)に LILO など Linux のブートローダをインストールしている場合, Linux のパーテーションを消したりそのパーテーションを Windows の領域に変えただけではブートローダ自体は消えてくれません. 本来, このような状況に備えて事前に LILO などの Linux のブートローダをアンインストールしておけばいいのですが, PC/AT 互換機の起動の仕組みがわからないとそういったことも考えつかないのかも知れませんね.
このような状況になった場合, 次の方法でこのブートローダを削除し, かつ Windows で MBR を書き換えることが出来ます.
1. Windows 95/98 の場合
Windows の「コントロールパネル」 -> 「アプリケーションの追加と削除」で起動用フロッピーディスクを作成したものを用意し, そのフロッピーディスクを FDD ドライブに挿入した上でパソコンの電源を入れます(事前にBIOS 設定画面で FDD から起動出来るようになっているか要確認). DOS のプロンプトが表示されたら次のコマンドを入力して下さい.
これで MBR が書き換えられて Windows だけが起動するようになります.
このとき気を付けることは, Windows 98 の場合は 起動ディスクの2枚組になっていますが, 1枚目に FDISK コマンドが入っているので 1枚目に差し替えてから実行することです.
2. Windows 2000/XP の場合
Windows 2000/XP のセットアップディスク(起動ディスクではありません)またはセットアップ CDROM から回復コンソールから次のコマンドを実行します.
これで MBR が更新されて Windows 2000/XP の NTLDR から起動できるようになります.
ただし, Windows XP プリインストールマシンなどで回復コンソールに入れない場合は次の Microsoft® 公式サイトを確認の上, セットアップファイルをダウンロードしてセットアップディスクを作成し, そのフロッピーディスクから起動して回復コンソーを実行して下さい.
尚, Windows 2000/XP の場合でも Windows 95/98の起動用フロッピーディスクで「1. Windows 95/98 の場合」の方法を使うことができます.
関連項目: Windows 2000/XP が起動できなくなってしまったら