Solaris 8 (x86) をインストールする端末で、 Linux や Windows 98 などを共存させるにはいくつか気を付けなければならないことがあるようです。まず、これらをマルチブートで起動できるようにするには、
Solaris 8 (x86) のブートマネージャーを使う必要があるということです。 Solaris
8 (x86) は、 LILO を使って起動することは(恐らく)出来ません。 Windows NT
の NT OS Loader で起動することも出来ません。少なくとも私が確認したところではそう思いました。
Solaris 8 (x86) はMBR(Master Boot Reacord) にインストールされるブートマネージャー
mboot によって起動します。 mboot は、 Solaris pboot を読込み、制御を渡します。
pboot は Solaris の起動プログラムである bootblk に制御を渡し、パーテーションテーブルを読込んで、選択メニューを表示します。他のパーテーションに
Linux や Windows をインストールしている場合は、ここにそれらの OS が表示され、選択可能になっています。ですから
Solaris 8 (x86) をインストールしている場合は、この Solaris のブートマネージャーを使うようにすればいいでしょう。ただし、未確認情報ですが、市販のブートマネージャーを使って起動できる、という話がありましたので、この件については、追って確認していきたいと思います。
と、思ったら違っていました!
LILO を使って Solaris を起動できました。以下に Solaris を LILO を使って起動させるための
/etc/lilo.conf の一例を示します。
| boot=/dev/hda map=/boot/map install=/boot/boot.b prompt timeout=50 default=linux image=/boot/vmlinuz label=linux root=/dev/hda3 read-only other=/dev/hda3 label=Solaris table=/dev/hda loader=/boot/chain.b |
この例では、 LILO のプロンプトで、 "Solaris" と入力すると Solaris
が起動することになります。
ところで Solaris (x86) と Linux や Windows を共存させるとなると、どのようにしてインストールするのかが重要になってきます。この点について現時点で私が試してみたことをご紹介してみます。まず、各オペレーティングシステムをインストールするパーテーションを作っておきましょう。そしてその作業は
Linux のインストーラの FDISK がいいかと思います。理由は、仮に Windows の
FDISK では基本領域はひとつしか作れませんが、これだと Linux や Solaris をインストールするためのパーテーションが拡張領域内になってしまいます。そうなると
Linux は起動することは出来ても Solaris は起動できません(と言っても Solaris
の X86 版は MBR にブートマネージャーをインストールしてくれますが)。ですから、
Linux の FDISK でそれぞれのインストール先の基本領域を作成するわけです。ただし、この際に
Linux の Swap は Swap とはせずに "Linux native" のままにしておきます。これは、
Solaris が Linux の Swap を Solaris 用のパーテーションとして認識してしまうのを防ぐためです。そして
Linux の FDISK でパーテーション作成が済んだらそのまま一旦、電源を落とし、
Windows をインストールします。そして次に Solaris をインストールします。この手順を間違えてはいけません。そして最後に
Linux をインストールし、その時に FDISK でさきほど作成した Linux Swap 用の領域を
Swap に変更します。そして LILO は MBR ではなく Linux のルートパーテーションの先頭にインストールします。こうすれば、起動時に
Solaris のブートマネージャーが各 OS の起動選択メニューの中に DOS や Linux
を追加してくれます。そして上述のように、 Solaris のブートマネージャーではなく
LILO を使って Linux と Solaris や Windows をマルチブートしたい場合には、このあと
Linux を起動し、 /etc/lilo.conf を編集すればいいわけです。
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Linux 活用日記