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LinuxとWindows/NT/2000/XPをデュアルブートする方法(1)


この項では, Linux ディストリビューションに用意されているブートローダを使って, Linux と Windows NT/2000/XP をデュアルブートする方法をご説明します. Linux のブートローダには主に LILO と GRUB がありますが, 最近では GRUB が主流になってきています. これらのブートローダを使って設定する方法を見ていきましょう.

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LILO でデュアルブートするには


ブートローダとして LILO を採用しているディストリビューションは VineLinux 2.5 や Debian GNU/Linux 3.0 などがあります. Red Hat Linux 7.3 〜や Turbolinux 8.0 などでは OS セットアップ時にLILO を指定しない限り, GRUB がインストールされるようになっています.

次の例は, LILO を使って Linux と Windows NT/2000/XP をデュアルブートするための設定方法です. 設定ファイルは /etc/lilo.conf です.

/etc/lilo.conf

(1) boot=/dev/hda
(2) map=/boot/map
(3) install=/boot/boot.b
(4) prompt
(5) timeout=50
(6) default=linux
(7) image=/boot/vmlinuz-2.0.36-3v13
(8) label=linux
(9) root=/dev/hda2
(10) read-only
(11) other=/dev/hda1
(12) label=windows

(13) table=/dev/hda

この表中の (7) では Linux カーネルのイメージが配置されている場所を指定しています. 次に (6) では, (8) のラベル "linux" をデフォルト値に指定し, パソコン起動時に何もしなければ Linux が起動し, "windows" と入力すれば Windows が起動するように設定しています. もしもデフォルトで Windows を起動するようにしたければ, (6) に "default=windows" と記述して (12) のラベルを指定して下さい.

この表中の設定内容のうち, Windows を起動するための設定箇所は (11)(12) です. (11) は Windows がインストールされているパーテーションです. 通常はこれと同じで /dev/hda1 になっているはずです. (12) は前述のラベル行です.

もしも Windows が起動できない状態になっていればこの項目を書き足して保存してください. その後, この設定を反映させるために次のコマンドを実行する必要があります. 実行にはスーパーユーザー権限が必要です.

# /sbin/lilo -v

以上が, LILO を使って Windows NT/2000 と Linux をデュアルブートさせる場合の事例です.

GRUB でデュアルブートするには


LILO よりも汎用性が高く人気のあるブートローダ GRUB の設定ファイル grub.conf の設定です.

/boot/grub/menu.lst (grub.conf)

(1) default=0
(2) timeout=10
(3) splashimage=(hd0,2)/boot/grub/splash.xpm.gz
(4) title Red Hat Linux (2.4.7-10)
(5) root (hd0,2)
(6) kernel /boot/vmlinuz-2.4.7-10 ro root=/dev/hda3
(7) initrd /boot/initrd-2.4.7-10.img
(8) title Windows
(9) rootnoverify (hd0,0)
(10) chainloader +1

この表中の設定で, Windows を起動するための設定は (8) - (10) です. Linux のようなブートイメージをファイル化していない Windows を起動するために GRUB はここで「チェインローダ」機能を使っています.

GRUB の設定手順など詳しいことについては次の文書をご参照下さい.

関連文書: GRUB について

 以上が Linux のブートローダを使ったデュアルブートの方法です. Windows NT/2000 の NTLDR を使ってデュアルブートする手順については次の項でご紹介します.